どうしてこうも忘れるものなのかね。

この日は夏学期最後の基礎実験でありこの後しばらくは実験的科目はないのね。で、今まで実験の結果を記録してきたノートを見ると結構な量が書かれている。俺も今までいろんな実験してきたんだなあなどと思う。このノートを見てると今まで実験で苦労したことや辛かった事などが次々と思い出されてくる(楽しかったことはあまりない)。基礎実験はおれが全出席した唯一の科目だからな、いろいろがんばったし、ぜひとも優がほしいところだ。なんて思ってるんだったら何で今日実験ノート提出し忘れてんだよー。
実験科目において実験ノートの提出はちゃんと実験に参加したか否かを聞いているようなものであり、のーとをていしゅつしなければ、授業に全出席していようが単位には欠席とつく、即ち→留年確定。
あなおそろしや!
まあしかしたったこれだけで留年するのはあまりにもひどくなんか救済策があるような気がするのでさほど慌てていなかったりする。
人間忘れるときはほんと器用に忘れるもんだなと、ノートを忘れたことに対し、ショックを通り越して呆れるを通り越して感心している、というのもなんかあせる気にならない理由のひとつだろうか。